創業時からHafHを体現している場所「HafH Nagasaki SAI」ホテルマネージャー川口仁子に話を聞いてみた

長崎にあるHafHの原点ともいえる宿泊施設「HafH Nagasaki SAI (ハフ ナガサキ サイ、以下SAI)」。HafH「Home away from Home(第二のふるさと)」を体現しHafH自身が運営する施設は、2022年に3周年を迎えました!

全国にホテルや旅館など多くのHafH提携施設が増えている中、今回は自社運営施設にスポットをあて、なぜHafHの1号店が長崎に?SAIってどんな場所?など、ホテルマネージャー川口仁子(通称Kimmy)に聞いたSAIのこだわりやおすすめの過ごし方をご紹介します。

長崎の中心街。人々が泊まり、働き、集う場所

©️HafH Nagasaki SAI

長崎市内の観光スポット、めがね橋や中華街からも徒歩圏内。新進気鋭の建築家百枝優氏をはじめ、バリスタ、本のソムリエらによる、クリエイティビティを刺激する空間として2019年1月にSAIが開業しました。

「サービスはゲストハウス以上、でもホテルほど堅くはならない。まさにゲストハウスとホテルの中間。」とSAIについて語る川口。

客室はダブル、シングル、ドミトリーの全部で3タイプ。一人旅でのシングルステイからグループ旅での貸し切りなど、さまざまな用途に合わせてご利用いただけます。

©️HafH Nagasaki SAI

1階にはカフェ、2階にインスピレーションを刺激するキャンピングツールが設置されているコワーキングスペース、3階の宿泊者専用エリアには広いキッチン、リビングスペースを兼ね備え、ゲスト同士が交流できるコリビングスペースとなっています。


共用の水回りは、清掃も行き届いていて安心してご利用いただけます。洗濯機も完備で長期滞在者にも便利です。

目指すは「現代の出島」長崎が拠点である理由

「多様な価値観を多様なまま許容する社会インフラをつくる」を掲げ、HafHを立ち上げたKabuK Style。HafH1号店「HafH Nagasaki SAI」がなぜ長崎という立地なのか。それは、アジア各国からもほど近い九州のポテンシャル、そして長崎という街が持つ文化や歴史に遡ります。

江戸幕府によって出島がつくられ、多種多様な文化が入り混じって新たな世界を作り上げてきた長崎。新しいものを受け入れ、独自の文化を創出してきた長崎が持つ文化融合のDNAが「現代の出島」になることを期待しています。

施設内には多様性やSGDsをキーワードにした取り組みが点在。3階コリビングに掲げられた世界地図は、 Touch Diversity Projectの一環で作成した「世界に一つだけの世界地図」。

SAIに訪れた人びとが出身地をピン留めし合って、どこから来たのかなど会話や旅人同士の交流が生まれて欲しい。そんな思いから、生まれた世界地図です。

Diversity in  Residenceとして日本育ちのイギリス人デザイナー、Laila Cassim氏を招待。

長崎の”aiueo.lab”と”tsunaguアートワークス”を筆頭に、Laila氏ディレクションのもと世界地図の作成行いました。

(第4弾 Touch Diversity Project「世界に一つだけの世界地図」に関する記事はこちら
https://www.hafh.com/topics/4877

滞在中長崎を感じてもらえるよう、壁には地元の有名雑誌「樂」のカメラマンによる長崎の風景写真の数々が。(展示は取材時のもので、時期によって変更の可能性がございます)

ゲストに気軽にお帰りがいえる場所

川口の経歴は、新卒で半導体設計会社へ入社。当時、ホテル業界とは無縁だった彼女は、SAIで働くことが決まってから宿泊業について学んだそう。システム担当を経て、今ではSAIには欠かせない存在として、時には母のようにゲストに対して温かいおもてなしを行っています。

川口がSAIのホテルマネージャーとしてもっとも大切にしているのは、ゲストとのコミュニケーション

「人々が集う場としてゲスト同士の交流を促すためにも、介入しすぎず程よい距離感を保つのをモットーにしています。ゲスト一人ひとりのプロフィールをしっかり把握しながら、滞在が長いゲストとはまるで友人のようになることも。」という川口。SAIでは2〜3日の滞在予定を、さらに延泊する人も多いのだとか。

ホテルマネージャーに聞くSAIでのおすすめの過ごし方

Kimmyに聞いたおすすめの周辺情報やSAIでの過ごし方をご紹介!

友人同士でドミトリー客室を貸し切り!長崎旅を楽しもう


ドミトリーの6人部屋を貸し切って、気のおけない友人同士でのグループ旅行はいかがでしょうか?
長崎の中心地に位置するSAIは、電車一本でほとんどの観光スポットにもアクセスが可能。観光拠点としても大変便利です。

SAIから徒歩圏内のミシュラン掲載「共楽園」のちゃんぽん、めがね橋の洋食屋「ニッキー・アースティン」で長崎名物トルコライス、卓袱料理や茶碗蒸しが有名な「吉宗」など、近隣に魅力あふれるおすすめグルメスポットも多数。

グループで語らうのには、ぜひコリビング(共用リビングスペース)をご活用ください。


朝からやっているお店が少ない長崎市内ですが、1階のHafH Cafeでは朝食の提供も。



ブルーボトルコーヒー日本初出店立ち上げのバリスタが監修したカフェは、こだわりのコーヒーはもちろん、長崎県内直産の野菜や地の物を使ったカレーなど、地産地消にこだわったメニューを展開しています。

2022年2月5日リニューアルオープンしたカフェもぜひお楽しみください。

HafHロゴが入ったマグカップは、長崎の波佐見焼陶磁器のブランド「マルヒロ」のもの。

カフェに設置されている本のソムリエが厳選した著書も、ぜひ手にとってご覧ください。

コワーキングスペースを活かしたワーケーションステイ

コワーキングスペースを兼ね備えたSAIでは、ワーケーション利用もおすすめです。

Wi-fiや電源、コピー機やミーティングルームなども完備。オープンスペースには代表砂田が愛用しているSnow Peak製のキャンプグッズなども設置されており、テントの中で仕事をすることもできます!

壁には、SDGs達成に向けた活動をするプロジェクト「Diversity in Residence」の一環で作成いただいた作品が目を惹きます。

▲Diversity in Residence Project vol.1 長崎県出身の双子の画家、辻本健輝氏・ツジモトコウキ氏による作品

(第1弾The Birth of Diversity from Identityに関する記事はこちら

日中は2階のコワーキングスペースで仕事をしながら、ときおり休憩時間に長崎市内を散歩。

夜は3階のキッチンで地元の食材で料理を楽しんだり、SAIのなかでゆっくりと過ごしてみてはいかがでしょうか?

SAIに訪れるゲストへのメッセージ

観光、ワーケーション、さまざまな目的で多種多様な人が集う場所SAI。
訪れるゲストに向けて、ホテルマネージャーからひとことメッセージをお願いしました。

SAIをホテルと思わず、友人の家に近い感覚で訪れて欲しい。そして、2回目以降のは自分の家だと思って帰ってきて欲しい。- Kimmy


ゲストとの会話を大切にし、時に友人、時に母のように接するホテルマネージャーKimmy。友人の家から自分の家へ、まさにHome away from Homeを感じるHafH Nagasaki SAIへ訪れてみませんか?

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HafH Nagasaki SAI

長崎県長崎市古川町5−21
ドミトリー:50コイン/定員1名
シングルルーム:100コイン/定員1名
ダブルルーム:150コイン/定員1名

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