絶景と人との出会いで心癒された釜山ホカンス4日間【韓国アンバサダー レポート】
大人気の韓国旅、釜山ホカンス編は、韓国のローカルな魅力が大好きなちょこちさん！いつもはお母様と旅をされているため初めて釜山に来られる方向けに、最新の韓国を綴っていただきました。（※HafHアンバサダーの韓国渡航は、韓国観光公社様にご協賛いただいております）
記事は8,582文字で、読了目安は約20分です。
今回の韓国旅のHafHアンバサダーは… ちょこちさん
プロフィール：ちょこち
美容やショッピングはもちろん、日本人があまり行かないようなスポットで、現地の人々の暮らしを体験するのが私のひとり渡韓の楽しみ方です。特に地方旅が大好きで、昨年は2週間かけて、済州島や釜山を感情が動くままに巡り、自然が織りなす絶景を心ゆくまで堪能してきました。
https://www.instagram.com/cho_cochi/
はじめに
こんにちは。ちょこちです。韓国というとソウルを思い浮かべる方が多いと思いますが、私は自然と都市のいいとこどりな釜山も好きで、これまで10回ほど訪れています。
中部国際空港からは飛行機で1時間半、昨年は福岡空港から釜山に向かいましたが、たった1時間で到着し、私の中では国内旅行よりも気軽に行ける海外都市という感覚です。
今回はそんな釜山にある憧れのビーチリゾート海雲台(ヘウンデ)で、ひとり海を眺めて日頃の疲れを癒す旅行をしてきました。
また、現地で韓国人の友人と合流し、日本人があまり行かないディープなスポットも巡ってきたので、釜山通の方にも興味を持っていただける内容になっていると思いますので、ぜひ最後までご覧ください。
こんな人におすすめの記事
・海辺のリゾートホテルでゆっくりとした時間を過ごしたい方
・夜までショッピングを楽しみたい方
・異国感あふれるビーチで海水浴やマリンスポーツをしたい方
・家族で韓国旅行に行ってみたい方
・海鮮が好きな方
スケジュール・行程紹介
◾️Day1
釜山・金海国際空港現地到着→昼食:カンジャンケジャン定食→HafHの施設「Grand Josun Busan」チェックイン→スカイカプセルが見えるオーシャンビューカフェで夕陽を独り占め→宿周辺を散策→市場で夜海鮮チヂミをテイクアウト→夜のビーチを散歩
宿泊施設：https://www.hafh.com/ja/properties/2147
グランド ジョスン プサン (Grand Josun Busan)
◾️Day2
朝食:あわび粥→ビーチを散歩→サウナで汗を流す→南浦洞へ移動→昼食:ウニビビンバ→影島の穴場カフェで一休み→ヒニョウル文化村を散策→足湯カフェで疲れを癒す→ヘリダンキルでお土産探し→HafHの施設へチェックイン→夕食:釜山名物のミルミョン→市場で蜂蜜マッコリを調達→夜のビーチを散歩
宿泊施設：https://www.hafh.com/ja/properties/2195
新羅ステイ海雲台 (Shilla Stay Haeundae)
◾️Day3
ホテルで荷物を預ける→昼食:コンジャンオ→田浦カフェ通りのリノベカフェで休憩→雑貨屋巡り→工房でオリジナルウッドアクセサリー作り→隠れ家カフェで大人なデザートを堪能→ショッピング→夕食:ナッコプセ→HafHの施設へチェックイン→夜中までショッピング
宿泊施設：https://www.hafh.com/ja/properties/2183
ソラリア西鉄ホテル釜山 (Solaria Nishitetsu Hotel Busan)
◾️Day4
早起きして空港へ移動→朝食:コムタン→帰国
*掲載内容は、2025年7月下旬の情報です。最新情報などは直接現地へお問い合わせまたはホームページ等でご確認をお願いいたします。
滞在先のHafH施設のご紹介
1泊目 グランド ジョスン プサン (Grand Josun Busan)
宿泊施設：https://www.hafh.com/ja/properties/2147
部屋タイプ:デラックスオーシャンビューダブルルーム
海雲台ビーチが見渡せる最高の部屋
＜アクセス＞
海雲台ビーチが目の前という好立地！
＜雰囲気＞
ロビーから、ラグジュアリーな雰囲気で気分が上がります。部屋のインテリアも素敵で、大きなソファーもあって部屋から出たくなくなるほど快適でした。
＜設備＞
宿泊者が利用できるプールやジムもあります。ミニバーは1個無料です。1階のレストランでは朝食ビュッフェを利用できます(有料)
2025年6月21日にオープンした「ラウンジ＆バー テラス292」は、ロビー階にあるラウンジ＆バーの屋外テラスです。美しい海雲台ビーチを眺めながら、昼はブランチやアフタヌーンティー、夜はシグネチャーカクテルやお酒を楽しめます。営業時間は10:00〜23:00です。
ロビー階には、朝鮮ホテル100年のノウハウとプロのパティシエのこだわりが詰まったスイーツギフト＆パティスリー「ジョスンデリ」もあります。
＜周辺環境＞
常に人通りが多く賑やかな雰囲気があるものの、治安は良好。観光地ですが、強引な客引きなどにもあいませんでした。夏休みということで海水浴に来た家族が多かったです。ホテルの目の前に駅から延びるメインストリートがあり、24時間営業の飲食店や深夜まで空いている市場も徒歩圏内にあり、食事には困りません。深夜12時になっても浜辺を散歩している人が大勢いるので、ひとりで歩いても怖いと思うことはありませんでした。
＜チェックインの流れ＞
フロントのスタッフに声をかけるとチェックイン用の部屋に案内されます。パスポートとクレジットカード(指定なし)を提示するとチェックイン完了です。英語での案内ですが、英語が苦手な私でも特段困ることはありませんでした。
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2泊目 新羅ステイ海雲台 (Shilla Stay Haeundae)
宿泊施設：https://www.hafh.com/ja/properties/2195
部屋タイプ:デラックスダブルシティビュー
HafHのキャンペーン中で、スタンダードから無料でデラックスにアップグレードされました。
＜アクセス＞
道を渡ると海雲台ビーチという好立地
＜雰囲気＞
過去に済州島とソウルの新羅ステイに宿泊したことがあり、どちらも好印象だったのですが、釜山の新羅ステイも洗練された高級ビジネスホテルといった雰囲気でした。
＜設備＞
バスタブ付きなのが嬉しいです。備え付けのシャンプー等はロクシタンでした。
ルーフトッププールは有料で入場可能で、毎年ホテルの運営方針により、7〜8月の夏季にかけて柔軟に運営されています。
＜チェックイン方法＞
フロントでパスポートとクレジットカードを提示します。説明は英語でした。
＜周辺環境＞
ホテルの1階にコンビニや飲食店が入っています。繁華街から1本外れていて夜は静かでした。
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3泊目 ソラリア西鉄ホテル釜山 (Solaria Nishitetsu Hotel Busan)
宿泊施設：https://www.hafh.com/ja/properties/2183
部屋タイプ:スーペリアダブル
＜アクセス＞
地下鉄の西面(ソミョン)駅と田浦(ジョンポ)駅どちらからも徒歩10分ほどです。
＜雰囲気＞
日系ホテルということで、日本のホテルに泊まっているかのようなおもてなしを受けることができます。スタッフも丁寧で、ここなら初めて韓国に来る方でも緊張がほぐれる気がしました。
＜チェックイン方法＞
フロントでパスポートを提示します。日本語可能なスタッフが常駐していて、日本語の説明書類ももらえるので、言語に不安がある方にもおすすめ。滞在中電話でフロントに問い合わせる場面があったのですが、日本語で対応してもらえるのでスムーズに解決しました。
＜設備＞
バスタブ付きの部屋で、パジャマもあったのが嬉しかったです。
有料ですが地下にサウナがあります。22000ウォンで朝食をつけることもできます。
周辺環境:西面の繁華街からはやや離れているので、夜は静かです。徒歩圏内に飲食店がいくつもあるので食べるものには困りません。ホテルの1階にはカフェがあります。
おすすめスポット
◾️カフェ編
【海雲台エリア】
Edge993
📍海雲台区 タルマジキル62番キル 78
海雲台ブルーラインパーク尾浦(ミポ)駅から徒歩5分ほどの場所にあるオーシャンビューカフェ。1階で注文した方は、5階とルーフトップに上がることができます。海だけでなく、スカイカプセルと海辺列車を一度に眺められるのが特徴です。
海雲台ビーチから少し歩いた場所にある知る人ぞ知るカフェです。夕日の時間帯を狙って行き、日が沈むまで滞在するのがおすすめ。
【影島エリア】
CAFE MAREN
📍影島区 海岸散策キル 52
今話題の観光スポット「ヒニョウル文化村」方面のバスに乗り、「釜山保健高校」という停留所の近くにあるオーシャンビューカフェ。私が行ったときは工事中でしたが散策路を歩き、海岸沿いの景色を楽しみながらヒンヨウル文化村まで行くのも楽しそうでした。
アメリカーノ3000ウォンと観光地でありながらリーズナブルな価格で、地元の方にも人気なお店です。私は期間限定の柿のスムージーを注文しました。柿の優しい甘さのフローズンドリンクで、暑い日にぴったりでした。
足湯カフェビュー2号店
📍釜山広域市 影島区 ヒニョウルキル207
ヒニョウル文化村にある人気の足湯カフェの２号店。ドリンクを飲みながらフットバスに浸かり、肩にマッサージ機をあててもらいながら、至福の時間を過ごせます。目の前には遮るもののないオーシャンビューが広がります。観光して歩き疲れた時は是非立ち寄ってみてください。
【西面エリア】
サランウンヨンピルロスセヨ
📍釜山鎮区 東川路91番キル2
賑やかな西面にありながら、ゆったりとした時間を過ごすことができる大人の隠れ家カフェ。店名は、チョン・ヨンロクの83年のヒット曲からきており、店内は90年代を彷彿とさせるレトロな雰囲気にあふれています。
メニュー表に書かれたメッセージからこの店のコンセプトがよく伝わってきました。
「韓国の歌だけ流れます。昔の歌だけ流れます。素早く移り変わるトレンドに疲れてここは時間を止めてしまいました。ゆっくりと抽出するドリップコーヒーとゆっくり味わうウイスキー。ゆっくり作る小さなプレートがあります。」
注文は紙に鉛筆で書きます。今はスマホで注文ができる時代ですが、これが逆に新鮮で、注文した商品と一緒に届いたバリスタからの手書きのメッセージにも心が温まりました。
私はお酒を使った大人のアイスクリームをオーダーしました。メニュー名が昔の韓国のヒット曲なっているのも粋でした。
ヨーグルトジェラートにアフォガードのようにお酒をかけて楽しみました。
席に座った後、向かいの店舗でケーキをテイクアウトして持ち込むこともできます。
◾️観光編
【海雲台エリア】
海雲台伝統市場
📍釜山広域市 海雲台区 亀南路41番キル 22-1 一帯
トッポキやホットックなどの軽食から、新鮮な海鮮料理まで楽しめる市場です。好きなものをテイクアウトして好きな場所で食べるのもおすすめです。
私は海鮮チヂミと蜂蜜マッコリをテイクアウトしました！たっぷりのネギとイカをたっぷり入れて、仕上げに卵をのせ、カリカリに焼いたチヂミは絶品。並んででも食べたくなるのが分かります。夜遅くまで営業しているのも嬉しいです。
ヘリダンキル
📍海雲台区 佑洞
カフェやオシャレなショップが立ち並ぶ若者に人気のエリア。海沿いの高層ビルやリゾートの雰囲気から一変、古民家を改装したような2、3階建てのお店が立ち並びます。廃線になった旧海雲台駅の面影が残っているのも、過去と現在が共存していて、味わい深いです。
【影島エリア】
ヒニョウル文化村
📍影島区 絶影路 194一帯
韓国のサントリーニ島と呼ばれる壁画村。海岸沿いの絶壁の小さなショップが立ち並び、散歩するだけでも楽しめます。フォトスポットも沢山あり、思い出に残る写真が撮れると思います。
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【西面エリア】
田浦カフェ通り
📍釜山鎮区 田浦洞
カフェ好きさんの天国。元々この辺りは工具や金物などを扱うお店が多かったそうですが、今では個性溢れるカフェや雑貨屋が集結しています。素敵なお店が多すぎて、どこに入るか迷ってしまいます。
◾️ショップ
【海雲台エリア】
Luft Mansion
📍海雲台区 佑洞1路38番ガキル 1
可愛らしい雑貨が売られています。釜山に何店舗がありますが、ヘリダンキルの店舗はオリジナルグッズが充実しています。
【西面エリア】
AVIVERE COMPANY
📍釜山広域市 釜山鎮区 東川路 66
日本でも人気の韓国ファッションブランドも取り揃えるセレクトショップ。キッチン用品やアクセサリー、スマホケース、鞄などなんでも揃います。とにかく店内が可愛く、見ているだけでも楽しめます。
オウォルコンバン
📍釜山鎮区 田浦大路209番キル39-8
木のリングやブレスレット作りが体験できる工房。素材や模様を選んで、自分で指輪を作るという特別な体験ができます。外国人はネット予約できないので直接店舗に行く必要がありますが、近くにはカフェや人気のグルメ店がたくさんあるので、予約時間まで時間を潰すのにも困りません。
◾️グルメ
【水営エリア】
イハジョンカンジャンケジャン
📍釜山広域市 水営区 広西路10番キル 46
カニの醤油漬けのお店。ブレイクタイムがないので遅めの昼食にもおすすめ。蟹はもちろん、おかずも全て美味しくて、これを食べるためだけでも釜山に来る価値があると思ったほどでした。店内は広々としていて、日本語の説明もありました。
【海雲台エリア】
元祖あわび粥本店
📍海雲台区 海雲台海辺路298番キル 24
あわび粥の名店。パレドシズの1階に入っています。お米よりアワビのほうが多いのではと思うほど、食べても食べてもあわびが出てきて、今まで食べたあわび粥の中で1番美味しかったです。朝早くから空いていて、私は朝のビーチの散歩のついでに行きました。
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【西面エリア】
トゥンボハルメチプ
📍釜山鎮区 西面路56
これぞまさに現地でしか味わえない味覚！コムジャンオは日本でいうヌタウナギのことで、私たちが普段食べるウナギとは全く違う、ホルモンのようなコリコリとした食感が特徴の魚です。
練炭で丁寧に焼いてから、甘辛いタレを絡めて、さらに焼いて提供してくれました。思ったよりも臭みはなく、辛いのが苦手な私も美味しく食べれる辛さでした。小サイズでも量が多かったので2人以上で行くことをおすすめします。
ケミチプ 西面店
📍釜山広域市 釜山鎮区 新川大路62番キル 73
釜山に来たら必ず押さえておきたい名物「ナッコプセ」の有名店です。辛そうな見た目ですが、辛さは選べるのでご安心を。ナッコプセは2人前以上からしか頼めないお店も多い中、西面店は1人前から注文できるのも嬉しいです。(去年行ったケミチプ釜山駅支店は2人前からでした）日本人観光客も多く、日本語メニューもあるので、韓国初心者にもおすすめです。
旅のTips
✅釜山の名所を巡るならVISIT BUSAN PASSは要チェック(WOWPASSから購入するとキャッシュバックあり)
✅韓国に行く時はNAVER地図アプリが必須
✅タクシーアプリは念のため2種類以上ダウンロードしておく
✅ジンエアーは搭乗前日にモバイルチェックイン可能になるのでアラームをセットしておく
✅今ならジンエアー往復利用時の復路の受託荷物が20㎏に増量するので、JCBカードを提示する
✅金海国際空港はタックスリファウンドが機械だけで完結しない。出国検査前に申告をして、荷物チェック後に再度カウンターで手続きが必要。
まとめ
釜山は日本から1時間ほどで行くことができ、海外気分を味わいながら、自然が織りなす絶景もグルメも買い物も一度に満喫できるのが魅力です。
海雲台や西面に滞在すれば夜遅くまで開いているお店が多く、短い日数でも十分に楽しめると思います。
また、今回の旅で印象的だったのが、タクシーの運転手さん、市場のお母さん、工房の店主など釜山の人々の温かさです。
特に工房の店主との会話は忘れられません。
「これも何かの縁だから、旅行中で困ったことがあったらいつでもこの工房においで」と言ってくれたのは感動的でした。店主は日本語は話せませんが、日本人のお客さんが来たときは翻訳機で会話しているとのことでした。
次回釜山に行く時は、そんな親切な工房の店主におすすめしてもらった、地元民が通う安くて美味しい海鮮のお店を巡りたいです。沙上(ササン)駅から高速バスに乗って、日帰りで慶州などにも行きたいです。
元々旅行が好きだったのでHafHの会員になったのですが、HafHに登録してからもっと旅が身近なものになり、月に1回は旅に出るようになりました。
HafHでのホテル予約は国内での母娘旅が中心だったので、海外で利用したのは今回が初めてでしたが、チェックインもスムーズで、今後は海外でも積極的に使っていこうと思いました。
最近母は病気の手術を受けましたが、旅行に行くという楽しみがあるからこそ、前向きな気持ちを失うことなく、手術も乗り越えてきました。
今は近場の旅行が中心ですが、今回の旅で釜山はソウルと比べて空港もコンパクトで、海外でありながらフライト時間も短く、体力が落ちてしまった母が行くのにも適していると感じたので、いつか私がこよなく愛する釜山の絶景を見に連れて行きたいです。
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