人生が交差する島、五島列島。 HafHが紡ぐ、今の時代の豊かな生き方の変化。そして参加者の“あなたにとっての旅とは?”

2024年11月10日から12日の2泊3日、五島の中心、五島市(福江島)で開催された「五島列島で叶える、理想のAsobu & Work」。
旅のサブスク「HafH」の日本と台湾のリモートワーカーである会員4名が体験。
このユニークな体験で感じたのは、五島が提供する新たな魅力と働き方の可能性。そして、HafHが旅と仕事を自由に融合することで生み出すライフスタイルの変化。今回の体験から見えた二つの可能性をレポート。

HafHで創る自由なライフスタイル

HafHは、多様なライフスタイルの実現を支えるプラットフォームとして、新しい働き方と生き方を提案している。HafHのサブスクリプションサービスを通じて、全国や海外のさまざまな宿泊施設を利用することで、個々のニーズや価値観に合わせたプランを選ぶことができる。美しい自然環境や地域の文化に触れながら、心地よい空間で仕事を進めることで、心の充実感や生産性を高める機会を提供している。

今回の体験では、五島の自然や文化を楽しむ自由度の高い環境が整えられており、2日目の観光タクシー以外は基本的に自由行動とすることで、参加者それぞれがリモートワークやリフレッシュに取り組む時間を確保。柔軟に旅ができるよう、初日にオリエンテーションも実施された。

日本と台湾が出会う。福岡を経由した五島のワーケーション

今回のワーケーションは、日本と台湾のHafHユーザーを交えた特別な機会だった。福岡の都市圏からも近く、離島ならではの美しい自然環境と地域交流が融合する、まさに理想的な環境で開催された。 
福江島(五島)へのアクセスは福岡空港からのオリエンタルエアブリッジ(ORC)のフライトを利用。福岡空港から約45分という短い移動時間で到着できる利便性があり、参加者からは「福岡から思ったより近く、また想像以上の素晴らしい体験ができた!」と感激の声も上がった。

参加者にとっては、国境を越えた新たなつながりを築く場となり、旅の中で互いの文化や価値観を共有し、五島や台湾で再会を約束するような貴重な機会ともなった。

参加者目線で五島の魅力を探る

五島の食事の美味しさは、参加者全員が絶賛するポイントだった。地元の新鮮な食材を使った料理は、五島の美しい景色と相まって格別の味わいをもたらした。

参加者同士の会話では「魚が美味しいのは想像つくが、野菜の美味しさは格別」という感想が多く聞かれた。初日の夜に懇親会として訪れたレストラン「MazeCozE」では、関東から移住したオーナーが西洋料理の経験を地元食材と融合させた独創的な料理を提供。参加者たちはその味わいと創造性に大いに感動していた。

宿泊した「SERENDIP HOTEL GOTO」や「カラリト五島列島」も、洗練された空間とワーケーションに最適な環境が整い、五島での滞在を特別なものにした。

Photo:カラリト五島列島

ホテル以外にも、温泉街のカフェには子どもが遊べるスペースが用意されており、家族連れでも快適に過ごせる環境が広がっている。

ある参加者は「散歩中に見た海の美しさと、近くでデジタルノマドがゆったりと仕事をする光景が心に残った」と語り、五島が新しい働き方を実現する場としての可能性を感じた様子だった。

滞在中、参加者が特に心を奪われたのは、鬼岳の壮大な風景だった。
星空観測で訪れることが多い夜の姿とは異なり、昼間には360度の絶景が広がり、緑豊かな大地が訪れる人々を迎えてくれる。ある参加者は「大人でも童心に帰れる場所」と評し、広大な芝生の上で写真を撮ったり、思い切り走り回ったりと、子どもに戻ったようなひとときを満喫した。

人々の温かさも五島の大きな魅力

五島列島の大きな魅力のひとつは、豊かな自然や文化だけでなく、島民の温かさにある。訪れる人々はその優しさと親しみやすさに心を打たれ、何度も足を運ぶリピーターが多いのが特徴だ。

参加者の一人はこう語る。“島の方が皆さん優しくて温かくて、本当に幸せだった。都内ではなかなか感じられない人との触れ合いや温かい会話が五島には溢れていて、アットホームな雰囲気もまた五島の魅力だと思う。”

お土産屋で子どもがおもちゃを離さず困っていたときに、店員が「後で片付けるから遊んで大丈夫よ」と優しく声をかけてくれたというエピソードもあり、その心遣いに感動する声が多く寄せられている。

五島と台湾を繋ぐ架け橋

人の温かさを象徴する一例として挙げられるのが、今回の企画で言語サポートなどをいただいた台湾出身のLoisさんの存在だ。彼女は五島に移住し、地域に溶け込みながら観光や教育を通じて島の活性化に尽力している。

Loisさんはこう語る。“五島では2泊する人もいれば、1週間、さらには1ヶ月滞在する人もいる。中には二拠点生活を始めたり、ワーケーションをする人もいて、そうした姿を見るのがとても嬉しい。”

また、“お客様が五島列島に足を踏み入れた瞬間から、この島の温かさを感じてほしい。そして、旅を終える頃には、五島が単なる旅行先ではなく、まるで親戚の家に帰るような懐かしい場所になっていてほしい”と願いを込めている。

彼女が運営する宿泊施設「五島時光guesthouse」には、「五島で過ごす時間を大切にしてほしい」という思いが込められている。Loisさん自身も“五島を選んだのは私だと思っていたが、実は五島に人生を癒されていたのかもしれない”と語っている。

参加者が五島症候群(Goto Syndrome)に心を奪われた

台湾からの参加者の一人は次のように語った。

「五島の魅力は、島の人たちの温かさと、気軽に行ける美しい景色だと思います。台湾には蘭嶼という小さな島があり、また行きたい気持ちになることを『蘭嶼症候群』と冗談で言っています。五島を訪れて、私も同じような『五島症候群』にかかってしまったような気がします。」

この“五島症候群”という表現は、五島を再訪する人々の思いを象徴している。自然、文化、美味しい食事、そして人々の温かさが融合した五島列島は、単なる観光地を超え、訪れる人々に癒しと発見を提供し続けている。

国を超えた参加者同士の交流とセレンディピティ

今回参加の日本と台湾のHafHユーザーは、五島で初めて顔を合わせた。

国籍や年齢の違いを超え、旅を通じて心を通わせる瞬間がいくつもあった。ある参加者は「台湾の方々とはすぐに仲良くなり、たくさんの話をしました。旅、そして今回は写真という共通の『好きなこと』があれば、国籍も年齢も関係なく、一緒に同じ時間を楽しめるんだなと思いました」と語る。

参加者の多くが一眼レフカメラを持参し、お互いに撮影を楽しみながら友情を深めた。「旅が終わった今でも、彼女たちとはインスタを通じてメッセージのやり取りをしています。かけがえのない友人ができて、日台交流にとても感謝しています」という声も聞かれた。

HafHという共通のサービスを通じて出会った参加者同士だからこそ、安心感があり、交流もスムーズに進んだ。別の参加者は「次は台湾で会おう、と話が盛り上がり、世界が広がった気がします」と嬉しそうに振り返る。こうした出会いと交流は、HafHがプラットフォーマーとして提案する「自由で豊かな生き方」の一端を体現していた。

「旅がつなぐ物語」──あなたにとって旅とは?

旅は、私たちに新しい風景や出会いを届けるだけではない。そこには、自分自身を見つめ直し、次の一歩を踏み出すきっかけがある。この特集では、五島列島でのワーケーションを通じて、参加者が語るそれぞれの「旅」に込めた思いをお届けする。

多様な背景を持つ参加者たちが教えてくれる、旅の価値やその先に広がる可能性。
あなた自身の「旅」と重ね合わせながら、次の目的地を想像してほしい。

「旅は感動と創造の源」 – Rika / 旅する子育てワーケーション
Instagram:@rika_sdgs_labo

「旅は、新たな体験や出会いを通じて、感動と喜びを与えてくれるものです。美しい風景や文化、美味しい食事との出会い、それを記録したり、発信することも含めて、私にとって旅は創造性を刺激するもの。半径を広げるきっかけであり、日常を超えた価値を生むものです。」

「旅はリフレッシュと学び」 – Kana / デジタルクリエイター
Instagram:@kana778
「この歳になると、日常生活でそつなくこなせることが増えますが、旅に出ると初心者に戻れるんです。上手くいかないことや新しい体験を通じて、自分の固定観念が壊され、またゼロからのスタートを切れる感覚が得られます。さらに、旅先での出会いや美味しい食事、新しい風景に触れることで、自分をリフレッシュし、成長させてくれる大切な機会だと思います。」

「旅は視野を広げるもの」 – Ruby / SNSプランナー
Instagram: @rubyya0713
「私にとって旅は、視野を広げ、他の人々の日常生活を体験することです。見知らぬものに出会うことで、新しい経験を受け入れる心の柔軟性が養われます。旅は、自分の成長を支える大切な時間です。」

「旅は生き方」 – Sophia / ソーシャルメディアディレクター
Instagram: @1998____king
「旅は私にとって、生活そのものです。将来的には、世界中を旅しながら働くことを目指しています。それを日常の一部として取り入れることで、人生がより豊かになると信じています。カラリト五島列島に滞在中、外を散歩して海を眺めました。近くではたくさんのデジタルノマドたちがテーブルに座って仕事をしたり、雰囲気を楽しんだりしていました。とてもロマンチックで楽しい気分になりました。私が目指す生活と非常によく一致する、より柔軟な働き方が世界的に受け入れられているのを見て、本当に嬉しく思います。」

五島で見つける、新しいライフスタイル

photo : haruka

五島でのワーケーションを通じて感じたのは、旅が日常を彩り、旅先でのリモートワークにより仕事を超えた価値を生む可能性。日本と台湾の参加者が交差するこの島で、新しい生き方を発見した3日間は、HafHが提案する「自由で豊かな生き方」の縮図だった。

2025年、あなたも旅と日常が融合する新しいライフスタイルを体験してみてはいかがだろうか。

Photo:haruka,Sophia,Ruby,Rika,Kana,Debbie
Author:kazu

今回の訪問

オリエンタルエアブリッジ
移動:福岡空港から五島福江空港間の往復の移動

WiNEバル MazeCozE
住所: 〒853-0017 長崎県五島市武家屋敷3丁目1−5
特徴: 懇親会の会場として利用。地元食材とワインを楽しむことができるアットホームな空間。

堂崎天主堂キリシタン資料館
(VELTRA
 貸切観光タクシー 福江島市内観光コース 人気観光地 堂崎天主堂・石田城跡・鬼岳などをめぐる旅
住所: 〒853-0053 長崎県五島市 奥浦町堂崎2019
特徴: 五島の隠れキリシタンの歴史を学べる資料館。文化的な深みを感じられる場所。

鬼岳
(VELTRA
 貸切観光タクシー 福江島市内観光コース 人気観光地 堂崎天主堂・石田城跡・鬼岳などをめぐる旅
住所: 〒853-0023 長崎県五島市上崎山町
特徴: 360度のパノラマビューと星空観測で有名なスポット。昼間は緑豊かな景色が広がる。

SERENDIP HOTEL GOTO
特徴: 1階には宿泊者だけでなく地元の人々も利用できるカフェ&コワーキングスペース「SERENDIPITY」を併設。五島での偶然の出会いを楽しめる設計。
アクセス: 五島つばき空港から車・タクシー・バスで15分、福江港から徒歩10分

カラリト五島列島
特徴: 透き通る青い海と白い砂浜が目の前に広がる全室オーシャンフロントのホテル。自然に包まれながら心を癒せる空間を提供。
アクセス: 五島つばき空港から車・タクシーで10分、福江港から車・タクシーで15分

ゲストハウス五島時光 
特徴: 旅する人々に、心をリセットし、五島で憶える時間を大切にしてほしいという願いを込めて2020年3月にオープンしたゲストハウス×コワーキングスペースの複合施設。
Loisさんアカウント https://www.instagram.com/lois_stay_goto/
アクセス: 五島つばき空港からバスで15分。新栄町で下車後徒歩5分。

連携

福岡国際空港株式会社
オリエンタルエアブリッジ株式会社
ベルトラ株式会社
五島市

<HafH(ハフ)について>

「HafH(ハフ:Home away from Home)」は、毎月定額で世界中の宿泊施設に滞在することができる旅のサブスク®サービスです。 2024年11月末時点で、国内外120カ国、1,500都市以上、8,000施設(ラグジュアリーホテルから旅館、ゲストハウスまで)の利用が可能です。掲載する施設は全て審査担当者が厳選し、感度の高いHafHのユーザーの皆様のニーズに合うホテルを選定しております。 施設の他、2023年5月11日よりHafHでJAL航空券の即時購入が可能となる航空サブスクサービスを開始いたしました。https://www.hafh.com


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