宿泊前に必見!エースホテル京都を楽しむために知っておきたいこだわり

アメリカ・シアトルからその歴史が始まった、ライフスタイルホテルの先駆け「エースホテル(ACE HOTEL)」。その10拠点目、アジア初進出となる「エースホテル京都」が2020年6月に開業しました。

世界中に多くのファンを持ち、アーティストやミュージシャンなど<人々が集うクリエイティブな場所>は、京都でも健在です。

今回、エースホテルのGM(総支配人)ニコラス(Nicolas James Black)氏と、HafH共同創業者大瀬良亮の対談が実現。

対談記事についてはこちらから
ホテル好き必見!ポートランド発ライフスタイルホテルの先駆け「エースホテル京都」総支配人に話を聞いてみた

本記事ではネイバー向けに、エースホテルの魅力をお届けします。今後の宿泊の参考にぜひチェックしてください!

見出し
エースホテル京都を楽しむために知っておきたいこだわり
01. 京都の新しいランドマーク「新風館」にあるホテル
02. フレンドリーなスタッフと誰にでもオープンな空間
03. さまざまなアーティストとのコラボレーションから生まれる「エースホテル京都」らしさ
04. 宿泊ゲストだけが楽しめる遊び心あふれる客室
05. お腹も心も満たされるエースホテルのフードシーン
06. エースホテルに来たら飲みたい!スタンプタウン・コーヒー

01. 京都の新しいランドマーク「新風館」にあるホテル

▲新風間の中庭。春には桜の木が咲きます©Shinsuke Matsukawav

京都、烏丸御池駅直結の複合商業施設「新風館」に位置するエースホテル京都。建築の前身は、近代モダニズムの先駆者吉田鉄郎氏によって1926年に竣工した「旧京都中央電話局」。同氏は「東京中央郵便局」(現KITTE)などを設計したことでも有名です。

京都の文化や現代的なアートを感じる歴史的建造物は、日本を代表する建築家隈研吾氏によって京都の新しいランドマーク「新風館」へと生まれ変わりました。

▲新風館のショップにはアパレルブランドやカフェなどが立ち並びます

02. フレンドリーなスタッフと誰にでもオープンな空間

▲<A FRIENDLY PLACE>と記されたユニフォームを着用するフロントスタッフ

ホテルに一歩足を踏み入れると、礼儀を重んじながらもフレンドリーなスタッフが迎え入れてくれます。総支配人ニコラス氏も語っていたように、ゲストとのコミュニケーションを大切にしていることから、スタッフの親しみやすさはとても重要視しているそう。

▲Wi-Fiや電源もあるパブリックスペース。宿泊者以外も利用ができます。©Yoshihiro Makino for Ace Hotel.

ロビーにあるソファーやテーブルは、24時間開放されているパブリックスペース。宿泊客以外にも、ジャンルを問わずさまざまな人が集まる場となっています。これはまさにエースホテルのキーコンセプト。時に排他的とも揶揄される京都の地元の方々も、パソコンを開き仕事をしたり、コーヒーを飲みながら友人同士で会話を楽しんだり、多種多様な目的で利用できるコミュニティースペースと言えるでしょう。

▲ロビーフロアの天井照明

ホテル内のインテリアデザインは、LAを拠点とするコミューンデザインが手掛けたもの。隈研吾氏による京都産の杉を使った木組みに溶け込む照明デザインなど、東洋と西洋が融合した居心地のいい空間を演出しています。

今となっては世に溢れているライフスタイルホテルですが、本家エースブランドの圧倒的な違いは、足を運べば一目瞭然です。

03. さまざまなアーティストとのコラボレーションから生まれる「エースホテル京都」らしさ

京都のみならず、国内外20以上のアーティストとコラボレーションしているエースホテル京都。館内アートも必見です。

▲柚木沙弥郎氏によるオリジナルデザインのフォントやアート

客室内のアートや、ホテルのロゴをはじめとするフォントなどのグラフィックは、90歳を超える染色工芸家の柚木沙弥郎氏が約4年間かけて手掛けたもの。客室番号など、細部へのこだわりにも注目してみてください。

▲しょうぶ学園によるファブリックアート

多様性を謳うエースホテルでは、鹿児島県の障がい者福祉施設・しょうぶ学園によるファブリックアートを大々的に展示。手刺繍を施した布をつなぎ合わせた作品は、エースホテルのためにつくられたものです。

期間限定でアートエキシビションも行われているので、訪れる際はぜひ公式HP から最新情報をご確認ください。

▲HafH福岡でも働いていたPen Publicのアートエキシビション

04. 宿泊ゲストだけが楽しめる遊び心あふれる客室

▲対談取材の会場となったエーススイートの客室

客室は、歴史的建造物の旧京都中央電話局を一部保管した保存棟と新築棟を合わせた全213室。約30平米のスタンダードから98平米のスイートまで、9つのカテゴリーがあります。

中でもおすすめは「ヒストリックキング/ツイン」。旧電話局建物の歴史的建造物に泊まれる保存棟の客室は、天井が高く開放感があります。

客室の中で注目したいのは、設置されたターンテーブルやラジオ、ギター(一部客室に限る)など。エースホテルにとっても重要なエレメンツ「音楽を楽しむ」ために、客室内には白紙の譜面まで用意されています。

▲ホテルで得たインスピレーションをもとに、白紙の譜面で作曲を楽しんでみてはいかがでしょう。

細部に渡ってゲストが楽しめる工夫が満載。クローゼットのハンガーにもちょっとしたメッセージが刻まれています。

▲<you look good in that>のメッセージが書かれたハンガー。クローゼット内にはバスローブも用意されています。

エースホテル京都のバスルームは全室ゆったり寛げる深めのバスタブ付き。観光名所の多い京都で歩き疲れても、一日の疲れが癒されることでしょう。

▲しっかり体を温められる深さのあるバスタブ
▲環境に配慮して、アメニティーはビックボトルを設置。エースホテルオリジナルukaのバスアメニティ ーもの。ゆずやシダーウッドが香るシャンプー、オレンジやティーツリーが香るボディーソープやローションなど、滞在中のバスタイムで癒しの香りを楽しむことができます。

感性を刺激する遊び心ある客室でありながら、環境への配慮は真剣です。

▲<EVERY DAY IS EARTH DAY>環境配慮のメッセージ
▲プラスチックを使わない、環境に配慮したアメニティー

ニコラス氏との対談でもキーワードに出ていたアメニティー。

エースホテルでは過度なアメニティーセッティングは行っていません。歯ブラシなど必要なものは揃っていますが、素材は使い捨てプラスチックではなく竹製など、こだわりを持っています。
チェックアウトの際は持ち帰って、次の旅でも使いましょう。

05. お腹も心も満たされるエースホテルのフードシーン

▲レストランのサインも木彫りのアイコン

ホテル内で楽しめるグルメレストランは、中2階〜2階にかけてはタコスを中心としたメキシカンを楽しめる「PIOPIKO Bar and Taco Lounge」、新風館の中庭を見渡すパティオに位置し、ルーフトップバーエリアも兼ね備えたイタリアンレストラン「Mr.Maurice’s Italian」など。

▲DJブース、叢-QUSAMURA-の観葉植物、陶芸家の浜名一憲により造られたセラミックアートなどアート点在する中2階
▲青いソファーが印象的な2階PIOPIKO。

人気のレストランは事前予約がおすすめです。

朝食の人気メニューのアボカドトースト。とろけるたまごの半熟感とフレッシュなアボカド、週末しか空いていない京都の吉田パン工房のカンパーニュが最高にマッチします。

▲朝食の人気メニューアボガド・トースト/3,600円(税・サ込)
サラダ・ヨーグルト・ジュース・コーヒー付

06. エースホテルに来たら飲みたい!スタンプタウン・コーヒー

▲ルームサービスでも楽しめるオリジナルドリップコーヒー/530円(税・サ込)

エースホテルファンにはお馴染み、ポートランド発コーヒーショップ「スタンプタウン・コーヒー・ロースターズ(Stumptown Coffee Roasters)」。サードウェーブコーヒーの代表格、日本1号店となるお店がホテル1階ロビーフロアにあります。

ここではコーヒーはもちろんのこと、ホテル内で作られたできたてのペイストリーなどを楽しめます。

▲アメリカ直輸入のコーヒー豆やオリジナルグッズたち

アメリカから直輸入したコーヒー豆は、エースホテル京都でしか購入できないオリジナルパッケージ。在庫切れのことも多いので、見かけたら購入のチャンスです。

旅の目的地になる、楽しくて居心地の良いホテル

クリエイティビティーを刺激する空間、フレンドリーなスタッフ、居心地の良い客室、すべてが相まって旅の目的になる「デスティネーションホテル」。京都は古い歴史を持つ日本有数の観光地ではありますが、エースホテルそのものが京都に訪れる目的となる人も多いでしょう。

あなたも「エースホテル京都」へ訪れて、楽しさ、居心地の良さを体験してみませんか?

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エースホテル京都
京都府京都市中京区車屋町245-2 新風館内
1000〜1600コイン|定員1〜2名
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後編では、エースホテルのGM(総支配人)ニコラス(Nicolas James Black)氏と、HafH共同創業者大瀬良亮の対談の様子をご紹介。ホテルに対してはもちろん、GMの立場からアプローチする環境への想いなどを語っていただきました!

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ホテル好き必見!ポートランド発ライフスタイルホテルの先駆け「エースホテル京都」総支配人に話を聞いてみた

取材・文・写真 = Michelle

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